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リハビリ通信 つむぎ

[Vol.11]認知症患者さんのリハビリ

こんにちは、作業療法士の齋藤です。

皆さんは「認知症」についてどれくらいご存知ですか。

認知症は、脳の病変により、「少し前のことが思い出せなくなる」「新しいことを覚えることが難しくなる」「時間や場所、人のことを正しく認識することが難しくなる」「家事やお金の管理が出来なくなる」などの症状が現れます。
さらに、これらの症状が本来の性格や本人を取り巻く環境などに影響して、「徘徊」「自身を清潔に保てない」「不安が強く鬱っぽくなってしまう」などの行動面や精神面での症状が現れます。

脳梗塞や骨折などで入院される患者さんの中には、認知症を患っている場合や認知機能が低下し始めていている場合があります。
このような患者さんには、認知症の症状の緩和や、今ある機能を維持して進行を防ぐことができるよう考慮してリハビリを行っています。

リハビリの内容としては、患者さんの状態に合わせた歩行などの運動機能訓練や、「ご飯を食べる」「トイレに行く」といった日常生活動作の訓練、計算・漢字プリント・パズルなどを使用しての認知機能訓練をおこなっています。

また、認知症の方は昔の出来事や慣れ親しんだことは、しっかりと覚えていることが多くあります。
患者さんが積極的にリハビリに取り組めるように、対話を通して“何を大事にしてきたか”や“どのような人生を送ってきたのか”をしっかりと聞き、編み物や折り紙、塗り絵といった趣味や日課など、患者さんにとって興味や馴染みのある作業を取り入れています。

これらは認知症の方によく見られる不穏(急に攻撃的になったり、興奮状態が抑えられなくなったりする状態)などの精神的な影響の軽減にも繋がります。

ひとりひとりに合ったリハビリや居心地の良い環境をつくるため、作業療法士や理学療法士、言語聴覚士、看護師、介護士、医師などと密にコミュニケーションを取りながら、患者さんについて理解を深めています。

患者さんにとって認知症がリハビリや生活の妨げにならずに、患者さんとご家族が目指す生活に向けて、一緒に歩んでいけるように、これからも安心で楽しいと思えるリハビリを心がけて行きたいと思います。
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【関連情報紹介】
認知症について知りたい方:厚生労働省 認知症対策ページ
認知症予防のエクササイズ:当院スタッフが紹介する頭と体を使う体操(コグニサイズ)動画

 

今回の執筆者:作業療法士 齋藤 信(さいとう まこと)

神奈川県寒川町出身です。
神奈川の大学から新卒で入職して4年目になります。
患者さんがその人らしい生活を目指すお手伝いをしていけるようになりたいと思っています。
巨人ファンで休みの日は球場に行って、応援しています⚾️

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