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リハビリ通信 つむぎ

[Vol.44]2024年 平成横浜病院リハビリテーション科

初めまして、こちらには初めて投稿します。
リハビリテーション科、理学療法士課長の中西秀人(ナカニシ ヒデト)です。
今回は「今年のリハビリテーション科の目指す姿」をご紹介も含めて書いていきたいと思います。

掲げるテーマとしては3つになります。
・質の高いリハビリテーションの提供
・病院の枠に囚われない、新しい取り組みの提供
・地域密着型病院としての、近隣地域への健康増進

まず
「質の高いリハビリテーションの提供」
質の高いリハビリテーションと言っていますが、これを定量化することはとても難しいと思っています。何を持って質が高いのか、リハビリの量、ご自宅に退院できた割合、患者さんをよくできた数字の伸び等様々な指標はありますが、私はこう考えています。
① 根拠を持ったリハビリテーションの提供
② 患者さん/家族の生活を見据えた目標の設定
③ リハビリテーションの技術
④ 1人1人の患者さん/家族に寄り添う気持ち
これらの4つのエビデンス、ビジョン、テクニック、マインドを持つことで自ずと患者さん/家族のQOLを向上させることができると思っています。
これら4つの考えを軸に、スタッフそれぞれの特性を理解しながら質の高いリハビリテーションを提供できるよう、日々研鑽していきたいと思っています。

次に
「病院の枠に囚われない、新しい取り組みの提供」
病院には昔からの慣習によってできないと思われている事が多くあります。
患者さんにとって良いことはどんどんやっていきたいと私は思っています。ただできないだけではなく、どうやったらできるかを考え実行に移していきたいと思っています。まだ今は構想の段階でお伝えすることができませんが、一般的な病院生活から一つ抜け出た病院として、今後こちらの通信でもお伝えできればと思っています。

最後に
「地域密着型病院としての、近隣地域への健康増進」
こちらは去年から始まっている病院の中の枠組みだけでなく、病院の外に出て地域住民に対しての健康増進に対しての活動を行っています。
・地域ケアプラザでの健康教室(運動、栄養、口腔等)
・病院に招いての講義や健康教室
が主な活動になっています。
これらはもちろん地域住民への介護予防や医療知識の増進などの目的もありますが、それ以外にも地域における課題を知る事にも繋がると思っています。地域によっては違った課題などたくさんあると思います。そういった地域の特性を理解することで、当院に入院した患者さんがどの地域に帰っていくのか、そこにはどんな地域の特性があるのかなど特性に基づいた生活の目標を立てる事への一助になるかと思います。
今年もこの活動を続け地域の事を知る事も目標に入れていきたいと思っています。

 

当院のリハビリテーション科は、患者さん/家族やスタッフ1人1人の個別性を大事にしながら3つのテーマを一つ一つ成しえていきたいと考えています。
当院でリハビリテーションを受けた方が、心も身体も満足して帰れるような病院にしていきたいと思いますので、これからも当院リハビリテーション科をよろしくお願いいたします。
科を代表してご挨拶させていただきました。

 

今回の執筆者:理学療法士 中西 秀人(なかにし ひでと)

映画鑑賞が趣味の39歳です。平成横浜病院で安心してリハビリテーションを行えるよう日々努めています。どうぞよろしくお願いいたします。

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