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リハビリ通信 つむぎ

[Vol.13]リハビリの自主練習

こんにちは、理学療法士の萩原です。

今回は入院中の患者さんに提供しているリハビリの“自主練習”について紹介します。

「入院中は専門のリハビリスタッフと一緒にリハビリを行うのに、自主練習も必要なの?」と思う方もいるかと思います。

入院中は、1日の生活の中でリハビリをしていない時間が多くあり、ほとんどの入院患者さんはリハビリ以外の時間を自室のベッド上で過ごすことになってしまいます。そのため、元々の生活よりも動かない時間が多くなり、心身の機能が衰え易い状況になってしまいます。

そこで、当院ではリハビリスタッフと1対1で行う個別リハビリ以外の時間も大切であると考え、離床や自主練習を積極的に行ってもらうことで、さらに患者さんの能力向上に繋がる取り組みをしています。

自主練習の内容は、患者さんの状態に合わせて担当のリハビリスタッフが検討し、資料を使用してわかりやすく指導しています。

具体的には、ベッド上や座って行う上下肢のストレッチや運動、安全に立っていられる方には立ち上がる練習やスクワットといった立って行う運動、体力が落ちている方であれば連続で歩く距離や時間の提案を行っています。

また、退院後も入院中にできた運動習慣を継続して健康でいるために、自宅の環境でもできる自主練習も提供しています。

今後も入院中から退院後の生活までを考えて、リハビリや自主練習の提供により患者さんをサポートしていきます。

※ベッドから離れて活動することで、起きている時間を増やすこと。当院では患者さんの好きなことや日課を可能な限り再現して、お家での生活に近い環境で入院生活を送れるように勤めています。

#自主訓練  #リハビリ  #自宅復帰   #戸塚

 

 

今回の執筆者:理学療法士 萩原 真梨奈(はぎわら まりな)

群馬県前橋市出身です。理学療法士4年目です。
患者様を笑顔に出来るように密にコミュニケーションを取るように心がけています。
趣味は旅行で、47都道府県制覇目指しています。

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