こんにちは。
理学療法士の山本です。
当院の一般病棟では、人工関節置換術後や外傷の手術後等のリハビリテーションを行っています。人工関節置換術は主に全人工股関節置換術(THA)、全人工膝関節置換術(TKA)、人工膝関節単顆置換術(UKA)を実施しています。
元々、痛みがありながら自宅で生活されていた患者様が人工関節置換術を施行して約2週間で在宅復帰出来るように支援しています。
今回はこの病棟に入院している人工関節置換術後の患者様の1日のスケジュールを紹介させていただきます。
時間帯 | 活動内容 |
6:00 – 8:00 | 起床、バイタル測定、朝食、着替え |
8:40 – 12:00 | 医師の回診、リハビリ、自主トレーニング |
12:00 – 13:00 | 昼食、休憩 |
13:00 – 16:40 | リハビリ、面会、自主トレーニング |
17:00 – 21:30 | 夕食、就寝準備 |
21:30 – | 消灯 |
リハビリは1日最低でも40分×2〜3回または60分×2回、合計最大2時間のリハビリを提供しています。
その他にも担当の理学療法士が自主トレーニング、アイシングを指導し、リハビリ以外の時間で実施して頂くようにしています。自主トレーニングに関してはその人それぞれに合わせた内容を提供すると共に、希望に応じて書面で配布するようにしています。
※自主トレ指導風景
手術と聞くと数カ月入院しなければいけないというイメージをされる方が多いと思いますが、当院では手術後のプロトコルが決まっており、約2週間で退院を目指しています。患者様からも「手術には不安があったけれど昔のような痛みはなくなりました」や「リハビリのおかげで膝が伸びるようになりました。」などの声もいただいております。また退院後のフォローとして必要な方には当院の外来リハビリに通って頂き、継続的に機能向上が出来るようにアプローチしています。

今回の執筆者:理学療法士 山本 政太朗(やまもと せいたろう)
浜松生まれ横浜育ち、生粋の横浜Fマリノスファンです。週末には試合観戦をして気持ちを高めて、患者様とリハビリをしています!一緒に頑張りましょう。F!マリノス!!