こんにちは。
作業療法士の秋山です。
当院には回復期リハビリテーション病棟があります。
この病棟では、脳卒中や骨折、廃用症候群などで入院している患者様が在宅復帰できるよう支援しています。今回はこの病棟に入院している、ある患者様の1日のスケジュールを紹介させていただきます。
離床活動では、ご本人の趣味や元々の生活リズムに即して新聞を読む、塗り絵をする、音楽を聞く、麻雀など、一人ひとりに合わせた離床方法を提案させていただいています。
このようにできるだけベッドから離れている時間を増やし、目的を持った離床ができるようスケジュール管理を行っています。
入院生活はベッドで寝ているイメージがあると思いますが、何もせず、ベッドの上で過ごしているだけでは病気やけがは良くなりません。リハビリをすることはもちろん大事ですが、リハビリ以外の時間をどう過ごすかも在宅復帰・社会復帰に向けた大事なポイントだと思っています。
今回の執筆者:作業療法士 秋山 莉乃(あきやま りの)
神奈川県横浜市出身。今年で6年目になります。
退院しても患者さん自身が自分らしい生活が送れるように支援することを心がけています。
好きなことは美味しいものを食べること!最近は横浜中華街のエビシュウマイがとても美味しくておすすめです!