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リハビリ通信 つむぎ

[Vol.50]専門職があなたの地域にお邪魔します~当院の介護予防への取り組みについて~

こんにちは、理学療法士の小田です。 

ある調査によると、日本人の老後不安の大半を占めるのは「お金」と「健康」だそうです。そして、行動に移せていないのもこの2つだそうで、意識しているものの具体的なアクションを起こせていない、イメージできていないことが多いようです。皆様はいかがですか?

少しずつ定着してきた「介護予防」という言葉。これは「健康な生活を長く続け、介護を受ける状態をできる限り防ぐ(遅らせる)こと、また、介護状態にあってもその悪化をできる限り防ぐこと、さらには軽減を目指すこと」と定義されています(厚生労働省)。介護予防には「3つの柱」があるといわれています。

1つは、バランスよく食事を摂るなどの「栄養」。

もう1つは歩いたり、筋トレをしたりするなどの「運動」。

最後の1つは仕事や余暇活動、ボランティアに取り組む「社会参加」です(図①)。

具体的な取り組みとして、自分で出来る介護予防のポイントをあげてみます。

  • 定期的な健康チェック
  • 運動習慣を作る
  • バランスの良い食生活
  • 口腔ケアを行い、口腔機能を保つ
  • 外出の頻度を増やす
  • 他者との交流を持つ

ご自身の生活意識と照らし合わせてみてください。いずれの場合も、一人一人が自分で努力することが大切になります。

豊かな老後を過ごせるよう〜まずは「健康貯金」を始めてみませんか?

当院リハビリテーション科「予防事業セクション」では、

専門職(理学療法士・管理栄養士・歯科衛生士)が地域にお邪魔し「介護予防教室」を開催しています。これらの活動を通して、住み慣れた地域で豊かに年を重ねるお手伝いをしています。今後も地域の皆様の健康のために頑張ります!よろしくお願いします。 

 

 

今回の執筆者:理学療法士 小田 眞知子(おだ まちこ)

認定理学療法士(介護予防領域・地域理学療法領域)、サルコペニアフレイル指導士 

旅行が趣味です。この夏は、東北4大祭りを巡ってきました。「まつり」を通した「伝統の継承」や「地域への誇りと愛着」を肌で感じ、感動し感銘を受けました。

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