こんにちは。訪問看護ステーション てとてと 戸塚 理学療法士の高橋です。
寒い冬は特に、外出する頻度が減り、運動する機会も減ってきますよね。
どんな方でも運動しない日が続くと、「廃用症候群」や「フレイル」の状態になる可能性があります。
「廃用症候群」とは、様々な疾患や怪我で長い間寝たきりであったり、運動量が減少することで心身機能の低下が生じる状態をいいます。
また、「フレイル」とは「加齢とともに心身の活力が低下し慢性疾患の影響により、心身の脆弱性が出現した状態であるが、適切な介入・支援を受けることで生活機能の維持向上が可能な状態」を言います。
訪問診療や訪問看護を受けられる患者さんは多くの時間をご自宅で過ごし、あまり筋肉を使わない生活を送っているため、廃用状態になりがちです。
そのため、まずは現状の体の状態を評価し、個々に合わせたリハビリテーションを行います。
体の状態は、主に「バランス」、「歩行」、「筋力」、「持久力」などをトータルで測定することができる簡易評価表(Short Physical Performance Battery:SPPB)を利用して評価します。
以下は評価内容の例です。 ※基準値は75歳
これらの評価項目を点数化し、低値であるのか高値であるかを判断するとともに、どのような力をリハビリテーションで回復・維持・向上させる必要があるのかを検討し、筋力増強の訓練や体操、歩行の訓練などを積極的に行います。
また、自主トレーニングを提供・指導し、ご自宅内でも運動の頻度が増えるよう工夫しています。
てとてと戸塚のスタッフは皆さん優しくて、フレンドリーです。
訪問リハビリテーション(訪問看護)や体力の評価に興味がある方は、てとてとでサポートさせていただきます!
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今回の執筆者:理学療法士 高橋 大樹(たかはし ひろき)
岩手県久慈市出身、神奈川県横浜市育ち。理学療法士9年目、てとてとは3年目。趣味はドライブ、サッカー、ゲームが好きです。週末は家族で外出や息子と公園に行って一緒に遊んだり、自宅でディズニーのDVD鑑賞して楽しんでます。利用者様本人や御家族を笑顔にしたり感謝されるようにリハビリに励んでいます。