平素より当院の運営にご理解ご協力をいただき感謝申し上げます。
当院の回復期リハビリテーション病棟(2B病棟)において新型コロナウイルス感染症の発生が確認されましたので、ご報告いたします。
1. 感染確認までの経緯
5月13日に回復期リハビリテーション病棟(2B病棟)において発熱を認める患者のPCR検査を実施したところ、新型コロナウイルス感染症のPCR陽性が確認されました。
このため、当該病棟入院中の患者様及び関係医療従事者についてPCR検査を実施したところ、
5月16日現在、最初の感染患者含め患者5名の新型コロナウイルス感染症PCR陽性が確認されました。
職員の感染者は確認されておりません。
2. 患者様の状態について
今のところ当該病棟の皆さまの全身状態は安定しています。
引き続き健康管理を続け、悪化の傾向があるなど緊急で転院が必要になった場合は救急搬送を検討します。
3. 感染拡大防止策について
所管保健所に発生届を提出し、指導を仰ぎます。感染が確認された病棟を感染エリアと感染エリア外の空間に分け、手袋・マスク・ガウンなど、感染を防ぐ防具の常時装着の徹底を進めています。該当病棟の職員から他病棟への感染拡大を防止するために、院内動線・食事や更衣エリアを分けるなどの対策を徹底しています。患者様及び職員の体調について厳重に経過を観察し、異常があれば隔離のための部屋移動や、職員は出勤せず自宅待機とするなど、迅速な対応ができる管理体制としています。
4. 外来および入院対応について
現在、感染拡大防止のため、下記の対応を行っております。
・回復期リハビリテーション病棟(2階)の入退院中止
・救急受け入れ一部制限
上記対応以外は通常どおり運営しております。
患者様およびご家族様にはご迷惑をおかけいたしまして、誠に申し訳ございません。
また新たにお伝えすることができましたらその都度ご報告させていただきます。
何卒ご理解いただきますようお願いいたします。
平成横浜病院 院長 程塚 明