平素より当院の運営にご理解ご協力をいただき感謝申し上げます。
12月13日に確認された当院回復期リハビリテーション病棟(4階)における新型コロナウイルス感染症クラスター発生について、追加で同病棟入院中の患者様及び当該病棟の関係職員に検査を実施したところ、新たな感染者が判明しましたのでご報告いたします。
1. 12月13日以降に判明した感染者 内訳
患者様:25名
職員 : 7 名
※ 発生場所は回復期リハビリテーション病棟(4病棟)です。
2. 患者様の状態について
軽度の発熱を認める患者様がおりますが、今のところ皆様全身状態は安定しています。
引き続き健康管理を続け、悪化の傾向があるなど緊急で転院が必要になった場合は救急搬送を検討します。
3. 感染拡大防止策について
所管保健所に発生届を提出し、指導を仰ぎます。感染が確認された病棟を感染エリアと感染エリア外の空間に分け、手袋・マスク・ガウンなど、感染を防ぐ防具の常時装着の徹底を進めています。該当病棟の職員から他病棟への感染拡大を防止するために、院内動線・食事や更衣エリアを分けるなどの対策を徹底しています。患者様及び職員の体調について厳重に経過を観察し、異常があれば隔離のための部屋移動や、職員は出勤せず自宅待機とするなど、迅速な対応ができる管理体制としています。
4. 外来および入院対応について
現在、感染拡大防止のため、下記の対応を行っております。
・回復期リハビリテーション病棟(4階)の入退院中止
・救急受け入れ一部制限
・発熱外来一時休止
患者様およびご家族様にはご迷惑をおかけいたしまして、誠に申し訳ございません。また新たにお伝えすることができましたらその都度ご報告させていただきます。何卒ご理解いただきますようお願いいたします。
平成横浜病院 院長 程塚 明